シペラス(シュロガヤツリ)

シペラス(シュロガヤツリ)の特徴

シペラスとして出回るものはいくつかありますが、よく見かけるのは中型種のシュロガヤツリと小型種のアルボストリアツス、それらの園芸品種です。古代エジプトの紙の原料として有名な大型種のパピルスは店頭ではあまり出回りません。いずれも涼しげな草姿と抽水栽培を好む、夏向きの観葉植物です。種類によって多少の違いはありますが、株立ち状に長い茎を伸ばして、その先に細長い葉を四方に出します。葉先は少し下垂して優雅な姿になります

育てやすさ:★初心者向き 丈夫な植物
日光:日向~半日陰を好む
水やり:多め
育成環境:水を好む。腰水栽培にすれば楽でよい
寒さ:弱い 2℃程度必要で、水は凍らせないように注意する
季節・開花時期:周年

 

シペラス(シュロガヤツリ)の育て方

とても丈夫です。本来は日当たりのよい場所を好みますが、半日陰でも栽培できます。ずっと室内で育てていると葉色が悪くなりますが、窓際であれば緩やかではありますが成長します。水や湿気にとても強く腰水栽培すると元気に育ちますが、乾燥には弱いです

管理:葉が汚くなくなってきたら、葉茎の元から切り取ります。大きくなりすぎたら株分けや葉挿しをします
肥料:あまり必要ないですが、生育期にたまに葉面散布肥料を与えます
冬越し:冬も乾かさないで管理します
病害虫:病害虫よりも水切れに注意。カイガラムシが発生したらこすぎ落とします

 

シペラス(シュロガヤツリ)のデータ

科名:カヤツリグサ科
分類:常緑多年草
原産地:北~中央アフリカ
大きさ:背丈20~200cm 横幅15~100cm
主な見所:葉(周年)