ケローネ

ケローネの特徴

園芸では比較的珍しい花といえますが、丈夫な性質と半日陰でも咲くことから少しずつ苗も出回ってきているようです。花もちがよく切花に向いています。花は花茎の頂部に固まって咲かせます。肉厚で不思議な見た目の花でよく目立ちます。葉は濃緑で縁の鋸歯が入ります。株は基部から自然に枝分かれします

育てやすさ:★★簡単 比較的丈夫な植物
日光:日向~半日陰を好む 真夏は遮光した方がベター
水やり:やや多め
育成環境:乾燥が苦手
寒さ:強い
季節・開花時期:7~10月

 

ケローネの育て方

丈夫であまり手間のかからない花です。日向から半日陰の場所に植えます。半日陰でも花つきはそれほど落ちません。水はけと水もちのよい肥沃な土が好みです。乾燥に弱いので真夏は遮光するかマルチングします。葉への害虫の被害を完全に防ぐのは難しく、夏以降はよくチェックして駆除していくしかありません

管理:花がらは切り取ります。草丈を抑えたい場合は6月ごろ半分程度に切り戻します
肥料:緩効性肥料を控えめに与えます
病害虫:バッタに葉を食べられやすいです。ナメクジなども葉を食べます。いずれも夏以降注意が必要です

 

 

ケローネのデータ

別名:ケロネ、スピードリオン
科名:ゴマノハグサ科
分類:夏緑性多年草
原産地:北アメリカ原産
大きさ:背丈50~80cm 横幅20~50cm
主な見所:花(7~10月)※最盛期は9月頃