宿根ロベリア

宿根ロベリアの特徴

一年草扱いのロベリアとは趣の異なる多年草タイプのロベリア。赤花のベニバナサワギキョウとその改良・交配品種がポピュラーですが、他にもいくつか種類が出回ります。高性になる種類が多く、草姿も一年草扱いのロベリアに比べてしっかりしています。花の形は蝶のような姿で、花色は赤のほかに赤紫や紫、ブルーなどもあります。株はロゼットで初夏から花茎を長く伸ばして花を咲かせます。葉が銅葉の品種もあります

育てやすさ:★★簡単 比較的丈夫な植物
日光:日向を好む
水やり:やや多め
育成環境:乾燥には少し弱いところがある
寒さ:強い
季節・開花時期:7~9月

宿根ロベリアの育て方

日当たりと風通しのよい場所で育てます。一部半日陰でも育つとするむきもありますが、株が徒長しやすく勧めません。やや湿った肥沃な土を好みますが、強く乾燥させなければ畑地でも十分育ちます。鉢植えの場合は水もちのよい土に植えてあげましょう

管理:花がらは摘み取ります。株が充実していれば一番花を根際で切り戻した後、秋に再び花茎が伸びてきます
肥料:春と秋に緩効性肥料を与えます。水やり代わりの薄い液肥も効果的です
病害虫:ほとんど発生しません

宿根ロベリアのデータ

別名:ベニバナサワギキョウ、ロベリア・カージナリス
科名:キキョウ科
分類:夏緑性多年草
原産地:北アメリカほか
大きさ:背丈20~120cm 横幅20~60cm
主な見所:花(7~9月)