ガーデン用品屋さんの花図鑑 デージー

デージー

デージーの特徴

伸びた茎に線状の花びらをたくさんつけてポンポンのようになり、とてもかわいらしい姿です。小輪から大輪まで花の大きさに幅があり、それぞれ印象が異なります。株はロゼットタイプで、へら状の葉は少し大きめに感じます。冬花壇によく用いられますが、実際には冬の間は花の上がりが悪いです。東京付近では3月初め頃から花で覆われるようになります。近年は寄せ植え向きの、花が立派で葉が小さい矮性種がよく出回っています

育てやすさ:★初心者向き 丈夫な植物 水切れに注意すれば冬から春は丈夫に育つ
日光:日向を好む
水やり:やや多め
育成環境:乾燥は苦手
寒さ:強い
季節・開花時期:12~6月

デージーの育て方

基本的にとても丈夫な花です。日当たりのよい場所を好みます。土はあまり乾燥しないようにします。苗から育てる場合は、移植に少し弱いところがあるので根を傷めないようにします

管理:終わった花は摘み取ります。株が混みやすいので、枯れた葉などを切り取って風通しを確保します
肥料:リン酸分の多い元肥を与えます。暖かくなり花の上がりが多くなってきたら、液肥を与えて株を疲れさせないようにします
病害虫:あまり発生しません
タネまき:タネは細かいですが、発芽は良好。育苗もそれほど難しくありません。ただ、早春に開花させるためには晩夏ごろの早まきが必要で、高温に弱いデージーには厳しい条件になります。家庭園芸では涼しくなってからの秋まきとし春開花を楽しんだほうがよいと思います

デージーのデータ

別名:ヒナギク
科名:キク科
分類:秋まき一年草(扱い)
原産地:地中海沿岸
大きさ:背丈15~20cm 横幅15~25cm
主な見所:花(12~6月)