ガーデン用品屋さんの花図鑑 熱帯スイレン

熱帯スイレン

熱帯スイレンの特徴

水中の地下茎から長い茎を伸ばし水面に葉を浮かべますが、温帯のスイレンとは異なり花は水面よりやや立ち上がった位置で咲きます。花色が豊富で咲き方も豪華なものが多くよく目立ちます。花に香りのあるものや夜咲き種もあります。葉は葉柄部分に強い切れ込みが入ります。葉が赤みを帯びる品種が多いです。温帯スイレンよりも花つきに優れており、適した環境なら次々と花を咲かせてくれます

育てやすさ:★★簡単 比較的丈夫ですが越冬に注意
日光:日向を好む
水やり:多め
育成環境:水中で栽培します
寒さ:やや弱い 10~15℃程度で室内で越冬させます
季節・開花時期:7~10月

 

熱帯スイレンの育て方

春~秋の間は温帯スイレンに準じた育て方で構いません。必ず日当たりのよい場所に植えます。日差しがないと花はまず咲きません。用土は荒木田土やビオトープ用土など、重めで水もちのよいものを選びます。植えつけ方は温帯スイレンの項目参照
熱帯スイレンは冬越しが大きなポイント。耐寒性の弱いものは葉や花芽を切り取って室内に取り込み、植えてある鉢を水を張ったバケツに入れてそのまま休眠させます。ムカゴ種など耐寒性の強い品種は屋外で凍らせないように軒下などで管理すれば冬を越せるものもあります。塊茎を掘り上げて水ゴケなどに包み乾燥させないように保存する方法もありますが、成功率からいっても水に浸したままの前記の方法をお勧めします

管理:花がらや枯れた葉は切り取ります。株元によく日が当たるように混み合ってる部分の古い葉を随時切り取っていった方がよいです。水深は水面から塊茎の芽の部分まで10~15cm程度を維持するようにします。緑藻類のアオミドロが発生するので、芽のあたりに発生したものは割り箸などで絡めとります。寒くなる前に葉や花芽を切り落として、耐寒性によって置き場を変えましょう
植え替えは4月下旬~5月の間に行います。その際、腐った古い根は取り除きます
肥料:元肥に遅効性肥料を与えます。追肥には化成肥料が適していますがビオトープ用の液肥を与えてもよいでしょう。肥料のあげ過ぎはアオミドロを助長するのでほどほどに
病害虫:アブラムシ程度です

 

 

熱帯スイレンのデータ

科名:スイレン科
分類:夏緑性多年草(浮葉植物)
原産地:アフリカ~熱帯アジア
大きさ:背丈10~50cm 横幅30~120cm
主な見所:花(7~10月)