ガーデン用品屋さんの花図鑑 スイレン

スイレン(温帯)

スイレン(温帯)の特徴

水中の地下茎から長い茎を伸ばし、水面に葉や花を浮かべます。花は整った形で優雅な雰囲気があります。葉は葉柄部分に強い切れ込みが入ります。葉色は緑が普通ですが、濃赤紫の斑点が入ったり、濃赤紫色の葉だったりと様々です。一般的なスイレンは葉が大きくなりやすく池や大きな水鉢に向いています。花は豪華ですが花つきはやや良くないです。家庭用の小さな睡蓮鉢などでは矮性種のヒメスイレンの方が適しています。花は小さいですが葉も小さく育てやすいです。

育てやすさ:★★簡単 比較的丈夫な植物
日光:日向を好む
水やり:多め
育成環境:水中で栽培する
寒さ:強い
季節・開花時期:5~10月 ※開花は断続的で、最盛期は初夏から夏にかけて

スイレン(温帯)の育て方

必ず日当たりのよい場所に植えます。十分な日差しがないと花つきは極端に悪化します。用土は荒木田土やビオトープ用土など、重めで水もちのよいものを選びます
植えつけ方は2通りあります
■鉢に植えてから、水中にその鉢ごと沈める
■睡蓮鉢に直接土を入れ、そこにそのまま植える
前者は植え替えがしやすい。掃除がしやすいといった利点がありますが、自然感は損なわれます。後者は30cm以下の浅くて狭い睡蓮鉢のときに向いています。植え替えは大変です。睡蓮鉢の場合1~2年で植え替えないと花つきが悪くなるので、私は前者をオススメします。池で育てる場合はあまり頻繁に植え替えしなくてもよく咲きます

管理:花がらや枯れた葉は切り取ります。株元によく日が当たるように重なった部分の葉も古い方を切り取ったほうがよいです。水鉢の場合、水深は水面から地下茎の芽の部分まで10~20cm程度を維持するようにします。ヒメスイレンなら浅めの5~10cm程度とします。広い池なら多少深くても問題ありません。睡蓮鉢の場合は2週間に一度程度、半分くらい水換えをします。緑藻類のアオミドロが発生するので、芽のあたりに発生したものは割り箸などで絡めとります。冬は葉が枯れるので、春までは日陰においても構いません。植え替えは3~5月の間に行います。新しい根以外は切り取ります
肥料:元肥に遅効性肥料を与えます。追肥には化成肥料が適していますが、ビオトープ用の液肥を与えてもよいでしょう
病害虫:花にアブラムシがつくことがたまにあります

スイレン(温帯)のデータ

科名:スイレン科
分類:夏緑性多年草
原産地:日本・北半球の温帯各地
大きさ:背丈10~30cm 横幅20~120cm
主な見所:花(5~10月)※開花は断続的。最盛期は初夏から夏にかけて