ガーデン用品屋さんの花図鑑 ツワブキ

ツワブキ

ツワブキの特徴

和風庭園や水辺の半日陰~日陰でよく見かける花ですが、実際には日当たりの良い海岸などに自生しています。ツヤのあるフキに似た丸い葉を茂らせ、そこから太めの長い花茎を伸ばして黄色の花を咲かせます。花の少ない晩秋に咲かせるので貴重です。葉が周年楽しめるのでシェードガーデンによく植栽されます。花色は限られ花の変化も八重程度ですが、葉は昔から改良され白の斑入りや黄色の星斑入りの種が有名です。矮性種も存在しますが店頭ではあまり出回りません

育てやすさ:★初心者向き 丈夫な植物
日光:日向~日陰を好む 斑入り種は半日陰程度が一番美しく育つ
水やり:やや多め
育成環境:乾燥にも耐えられるが、やや湿潤地を好む
寒さ:強い
季節・開花時期:10~12月

ツワブキの育て方

丈夫で様々な環境下で育ちます。日当たりのよいやや乾燥した場所では花つきがよくなりますが、葉がやや硬めに育ち汚らしくなることもあります。半日陰のほうが葉は綺麗に保てます。特に斑入り種は葉焼けしやすいので半日陰か日陰で育てます。周囲に子株を作るので株分けで増やせます。葉が横に大きく広がるので植栽間隔をあらかじめ広く取っておきます

管理:終わった花は花茎ごと切り取ります
肥料:春と秋に緩効性肥料を与えます。花つきが良いようなら無理に与える必要はありません
病害虫:害虫はナメクジが葉をかじる程度でほとんど発生しません。たまに葉が黒くなる病気が発生するので、他の葉にうつる前に葉を根元から切り取ります

ツワブキのデータ

科名:キク科
分類:常緑多年草
原産地:日本・東アジア原産
大きさ:背丈15~60cm 横幅30~80cm
主な見所:葉(周年)、花(10~12月)