ガーデン用品屋さんの花図鑑 ハクチョウゲ

ハクチョウゲ

ハクチョウゲの特徴

コンパクトな樹姿と、それによく合う小さな花や葉をつけます。刈り込みもきくので様々な使い方ができます。花は小さい白花で少し薄紫色が混じります。葉も小さく、鋸歯がなく葉先が尖ります。株はこんもりまとまります。比較的耐陰性があり半日陰でも育ちますが、日当たりが悪いと花つきはよくありません。斑入り種がよく出回っていて、花の咲きにくい半日陰の庭にはこちらのほうが映えます

育てやすさ:★初心者向き 丈夫な植物
日光:日向~半日陰を好む 花をよく咲かせたい場合は日向で
水やり:適量
育成環境:適湿を好むが、比較的広い範囲に適応する
寒さ:強い 関東以南であれば問題なし
季節・開花時期:5~7月

ハクチョウゲの育て方

とても丈夫な低木で条件もあまり選びません。日向~半日陰の肥沃な場所に植えれば手間もかからず育ちます。半日陰の場所では花つきが悪くなりますが、生育には問題ありません。ただ、日影のあまりに暗い場所や、風通しの悪い場所だと弱りやすいです

管理:普段は管理がほとんどいりません。整形したい場合や、伸びすぎたときは切り戻します
剪定:春・花後すぐ・秋 整形して育てる場合は、ある程度花を犠牲にして芽出し前の春に刈り込みます。秋は枝を整える程度。花をよく咲かせたい、あるいは自然樹形の場合は花後すぐに刈り込みます
肥料:早春に控えめに寒肥を与えますが、普通に育っているなら無理に与えなくて構いません
病害虫:これといった害はありません

ハクチョウゲのデータ

科名:アカネ科
分類:常緑低木
原産地:東アジア
大きさ:背丈0.3~0.6m(1.0m) 横幅0.4~0.6m(0.8m以上) 葉1~3cm(対生)
主な見所:花(5~7月)