アッツザクラ（ロードヒポキシス）

アッツザクラ（ロードヒポキシス）の特徴

細長い葉の間から、雌しべや雄しべの目立たない特徴的な花を咲かせます。花色は白とピンクの覆輪やピンク単色以外にも、濃赤色の園芸品種があります。初冬から花つき苗が出回りますが、促成栽培されたもので本来の花期は春から初夏です。よく売られているミニ鉢はかなりの密植状態ですから、そのままでは長期維持できません。葉には毛が密生しています。草丈は非常に小さいです

育てやすさ：★★簡単　比較的丈夫な植物
日光：日向を好みますが、夏は半日陰に置きます
水やり：適量
育成環境：水はけのよい土を好み、過湿は苦手
寒さ：やや強い　花つきの小鉢は強い霜に当てないように注意
季節・開花時期：４～６月
主な品種：ルビーの輝き

アッツザクラ（ロードヒポキシス）の育て方

球根で手に入れられることは少なく、ほとんど密植の小鉢から育てることになります。花が終わるまではそのまま飾っておいて構いませんが、来年も咲かせたい場合は花が終わったら広めの鉢か庭に株間を取って植え替えましょう。日当たりと水はけがよい場所に植え、あまり過湿にしないようにします。しっかり肥培させれば来年は本来の花期で咲きます

管理：枯れた花は摘み取ります。夏は半日陰の涼しい場所に置き秋にまた日に当てます。葉が枯れたら水を切って休眠させ、十分な寒さに当てます。球根は乾燥を嫌うので掘り上げないで鉢のまま冬越しし、植え替えは３～４月ごろに行います。植えつけ深さは球根１～２個分の浅めに植えます
肥料：開花後にカリ分の多い肥料を与えて球根を充実させます
病害虫：ほとんど発生しません

アッツザクラ（ロードヒポキシス）のデータ

科名：コキンバイザサ科
分類：春植え球根
原産地：南アフリカ
大きさ：背丈１０～１５cm　横幅８～１０cm
主な見所：花（４～６月）