ハボタン
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ハボタンの特徴
もとはヨーロッパから渡来したキャベツから品種改良したものです。中央部の赤~白に色づいた葉や、ちりめん・丸葉などの葉芸を楽しみます。以前はイメージ的にやや古めかしい感じがするのと、株が大きいことから使いづらい印象もありましたが、矮性のミニハボタンの人気とともに持ち直しつつあります。休眠期の葉を楽しむので長期間変わらぬ姿を維持できる良さがあります。春になると黄色い花が穂状に咲きますが積極的に活用されることは多くありません。また害虫の被害も多くなるので一般的には寒い間のみの一年草扱いにされることが多いです
育てやすさ:★初心者向き 丈夫な植物 葉の観賞期間中はとても丈夫
日光:日向~半日陰を好む 休眠期の冬は日当たりが多少悪くても維持が可能
水やり:適量
育成環境:適湿を好む
寒さ:強い 関東地方では問題なし
季節・開花時期:11~3月
ハボタンの育て方
11月ごろ苗を求めて植えつけます。葉が完全に色づいた冬の観賞期は生育が止まっているので、あまり条件を選ばず維持できます。早めに植えつけたり、翌春もしばらくの間楽しみたい場合は、日当たりと水はけのよい場所を選びます。タネから育てる場合は下記参照
管理:観賞期は枯れた葉を切り取る程度です
肥料:色づいた苗から植えた場合、肥料はいりません
病害虫:観賞期はほとんど発生しません。春以降はアオムシが多発します
タネから:発芽率は良好ですが、秋に色づかせるためには7~8月にタネまきしなければならずその後の管理がやや難しいです。アオムシなどの病害虫にも気をつけます。定植は9月末までに済ませ、よく日に当たる場所に置きます。寒くなってくる11月中旬ごろには色づいてきます。ガーデニング初心者は苗を求めた方が楽でしょう
ハボタンのデータ
科名:アブラナ科
分類:常緑多年草(秋まき一年草扱い)
原産地:園芸品種
大きさ:背丈15~30cm(以上) 横幅15~40cm以上
主な見所:葉(11~3月)