ガーデン用品屋さんの花図鑑 ミズヒキ

ミズヒキ

ミズヒキの特徴

正月飾りや祝儀袋などに使う「水引」の名のとおり、線のように細い長い花茎を伸ばして小さな赤い花を穂状に咲かせます。花は夏の終わりから晩秋にかけて長く咲きますが、ひとつひとつの花が小さいせいか郡植しないと存在感が出ません。葉にはタデ科特有の矢印マークが入ります。美しい斑入り種もあります。姿、性質ともに野趣に富んでいてこぼれダネで周囲を覆うほど広がります

育てやすさ:★初心者向き 丈夫な植物
日光:日向~日陰を好む
水やり:やや多め
育成環境:幅広い環境に適応します
寒さ:強い
季節・開花時期:8~11月

ミズヒキの育て方

とても丈夫で様々な環境で育ちます。適地は日当たり~半日陰の、水もちのよい肥沃な土の場所です。日陰や湿潤地でも枯れることなく幅広い環境に耐えますが、花つきをよくするためには日当たりのよい場所に植えます

管理:放任で育ちますが、タネから思わぬところに広がるので苗のうちに抜き取ります。花が終わりかけたらすぐ切り取れば、こぼれダネを減らせます
肥料:土が肥沃なら無理に与える必要はありません
病害虫:ほとんど発生しません

ミズヒキのデータ

科名:タデ科
分類:夏緑性多年草
原産地:東アジア
大きさ:背丈20~50cm(花茎40~70cm) 横幅25~50cm
主な見所:花(8~11月)