ヒメマサキ

ヒメマサキの特徴

日本の自生種ですが原種が出回ることはほぼなく、斑入りや葉色が美しい矮性の改良品種がよく出回ります。葉は細長くて小さく、様々な斑入りや葉色の品種があります。株はよく枝分かれしてブッシュ状に育ちます。花や実は目立たず観賞対象とはしません。生垣によく用いられるマサキとは背丈や葉の大きさが全く異なり、寄せ植えの素材や観葉植物として扱われています

育てやすさ:★初心者向き 丈夫な植物
日光:日向~半日陰を好む
水やり:適量
育成環境:適湿を好むが、乾湿広範囲で耐える
寒さ:強い 関東地方以西推奨
季節・開花時期:周年

ヒメマサキの育て方

とても丈夫な低木で、それほど条件にうるさくありません。日当たりのよい場所から半日陰の場所に植えます。日陰にも耐えますが、やや徒長しやすいです。適湿を好みますが、乾燥にも湿潤にもよく耐えて育ちます。マサキに比べ病害虫の被害は格段に少ないです

管理:普段は特にすることはありません。伸びすぎたら刈り込みます
剪定:春~秋 新芽の固まらない時期や厳冬期以外ならいつでも剪定可能です
肥料:生育期に緩効性肥料を与えますが、生育が良いなら無理に与えなくても構いません
病害虫:マサキで悩まされがちなうどんこ病や、イモムシの発生もほとんどありません

ヒメマサキのデータ

別名:イオニマス
科名:ニシキギ科
分類:常緑低木
原産地:日本
大きさ:背丈0.3~1.0m(2m) 横幅0.2~0.8m(1.2m) 葉2~4cm前後(対生)
主な見所:葉(周年)