ガーデン用品屋さんの花図鑑 ウォールフラワー

ウォールフラワー

ウォールフラワーの特徴

※ここでは秋まき一年草扱いされるウォールフラワーを扱います
一般的にはチェイランサス(旧学名)と呼ばれることが多いです。ストックに似た花ですが、こちらの方が野性味があります。赤やオレンジなど鮮やかな花をよく見ますが、白など爽やかな色合いもあります。花には変わった甘い香りがあります。株は高性のものから極矮性種まで様々です。最近は高性種をあまり見かけません。やや涼しい気候を好みますが、開花の最盛期は春なので育てる上では問題になりません

育てやすさ:★★簡単 比較的丈夫な植物
日光:日向を好む
水やり:適量
育成環境:適湿がベスト
寒さ:強い
季節・開花時期:4~5月
主な品種:ベガ

 

ウォールフラワーの育て方

日当たりと水はけのよい、肥沃な土の場所を好みます。丈夫なので条件さえ整えてあげれば楽に育つはずです。酸性土を嫌うので用土は苦土石灰などで中和しておきます。南関東以南では屋外でも冬を越しますが、強い霜は避けたほうがよいでしょう

管理:花がらは摘み取ったほうがよいです
肥料:定植時に長く効く緩効性肥料を与えれば十分です。多肥の必要はありません
病害虫:アブラナ科によくつく害虫に気をつけます。特にハモグリバエに注意
タネから:
ウォールフラワーの苗
育苗は楽な部類に入ると思います。やや暑さに弱いので苗床はなるべく涼しい場所におきます。ただ早生種は早まきしないと秋・冬に開花しないのが難しいところです

 

 

ウォールフラワーのデータ

別名:チェイランサス、ニオイアラセイトウ
科名:アブラナ科
分類:秋まき一年草(扱い)
原産地:南ヨーロッパ
大きさ:背丈20~80cm 横幅25~60cm
主な見所:花(4~5月)※早生種は秋から開花させることもできます