ガーデン用品屋さんの花図鑑 センニチコウ

センニチコウ

センニチコウの特徴

切花が1ヶ月以上もつほど花持ちがよく、地植えでも長期間楽しめます。立ち上げた花茎にふさふさのこんもりした花を咲かせます。花はカサカサの乾いた感じです。球状の目立つ部分は苞で、その間から小さい花が出ています。葉は広楕円形~狭楕円形でやや大きめですが、花が花茎の頂部に咲くので気になりません。20cm程度の矮性種から高性種までそろいます。矮性のものはかわいい印象で花壇や寄せ植え向きです。高性種は野趣があり、ボーダーガ-デンや切花に向きます

育てやすさ:★初心者向き 丈夫な植物
日光:日向を好む
水やり:やや少なめ
育成環境:乾燥気味の環境を好む
寒さ:弱い 一年草です
季節・開花時期:6~10月

センニチコウの育て方

とても丈夫な植物です。日当たりがよく乾燥気味の場所を好みます。用土の水はけさえよければやせ地でも育ちます。半日陰など、やや条件の悪い場所でも育ちますが間延びしたり下葉が枯れたりします。夏の暑さに強く、乾燥にも比較的強いですが鉢植えの場合は乾燥し過ぎないようにします。タネからでも楽に育てられます

管理:色褪せて茶色になった花は花茎ごと切り取ります。花茎が伸びすぎたら切り戻して切花すると姿が乱れません
肥料:元肥にリン酸分多い緩効性肥料を与えればあとは必要ありません
病害虫:ほとんど発生しません
タネから:箱まきが基本ですが、直まきも可能です。発芽適温が高いのでやや遅まきにします。品種や条件により赤みの強い芽と緑色の芽が出ますが問題ないです。初期成長がやや遅めなのでのんびり育てます

センニチコウのデータ

科名:ヒユ科
分類:春まき一年草
原産地:熱帯アメリカ原産
大きさ:背丈20~50cm 横幅20~40cm
主な見所:花(6~10月)