パンパスグラス
パンパスグラスの特徴
ほこり取りのモップのような穂状の雄大な花穂をつけます。花穂はふわふわな印象で、株の高さと相まってよく目立ちます。花色はややピンクがかった白が普通ですが、園芸品種にはピンクや薄黄色のものもあります。葉は細長く、葉の縁が鋭いので手を切りやすいです。株は大型でススキに似ています。矮性種もありますがそれほど出回っていません。やや寒さに弱く冬になると葉先が枯れますが、南関東以南では普通に冬越しできます。大きくなるので家庭の庭よりも有料ガーデンや大きな公園でよく見かけますが、場所を選び根域制限鉢等を使えば広い庭に植えることも可能です
育てやすさ：★初心者向き 丈夫な植物
日光：日向を好む
水やり：やや少なめ
育成環境：やや乾燥気味の環境を好む
寒さ：強い 南関東以南では特別な保護は必要ない
季節・開花時期：８～１０月
主な品種：プミラ
パンパスグラスの育て方
日当たりと水はけのよい場所に植えられれば、後は特別な管理はいりません。高温多湿にやや弱いので、水はけの悪い場所では高植えして土壌改良したほうがいいでしょう。育てること自体よりもコンパクトに保つことが難しいです。植えた後から大きくなりすぎるのを防ぐことは困難なので、最初から根域制限鉢などを使って根が伸びすぎないようにするしかありません
管理：春、新しい葉が出る前に葉を刈り取るように根際から切ります。しなくても大丈夫ですが、枯葉が残って見苦しくなります。見頃が過ぎた花穂は切り取ります
肥料：よほどのやせ地でもない限り、無理に施肥する必要はありません
病害虫：ほとんど発生しません
パンパスグラスのデータ
科名：イネ科
分類：半常緑～常緑多年草
原産地：南アメリカ原産
大きさ：背丈１００～３００cm以上 横幅１２０～２００cm以上
主な見所：花（８～１０月）
