ニチニチソウ
ニチニチソウの特徴
夏の暑い盛りに元気なので昔から夏花壇の定番の花。最近では野暮ったい印象を抑えた淡い花色の品種や斑入りの品種、大輪で矮性の品種などが出回ります。さらには小輪系の品種が充実してきており、今までのイメージとは違うアレンジが楽しめます。写真上の以前からの品種(パシフィカ系)は連結苗などで安価に購入できるのも嬉しいです。数日でひとつひとつの花は散りますが、すぐ次の花が上がってくるので常に新鮮な花が楽しめます。葉は濃緑で肉厚です。ライム葉種や細葉種もあります。株はこんもり茂り、節も短いのでまとまりやすいです。暑い時期も花をよく咲かせますが、寒くなる10月ごろには勢いが落ちます
育てやすさ:★★簡単 比較的丈夫な植物
日光:日向を好む
水やり:適量
育成環境:適湿を好む
寒さ:弱い 本来は多年草ですが日本の冬は越せない
季節・開花時期:5~10月
ニチニチソウの育て方
丈夫で高温にとても強い夏むきの植物。イメージの通り、日当たりのよい場所で育てないと花つきが悪化し徒長しやすいです。過湿に弱いので水はけのよい土に植えます。水やりもメリハリをきかせて行いましょう。極端な乾燥も苦手なので、特に鉢植えはカラカラにしないようにしましょう。苗から育てる場合は移植に弱いところがあるので根を崩さないように植えます
管理:放任でよいです。花は自然と落ちて花がらが残りにくいので手間がかかりません
肥料:長期間効く元肥を効かせたあとは、秋口に追肥するのみで十分です
病害虫:とても強いですが、過湿による根ぐされに注意
タネから:発芽率はよく、育苗も楽です。寒さに弱いので4月中旬以降にタネまきします。本葉2~3枚で定植し早めに根を広げさせると7月には開花が始まります
ニチニチソウのデータ
別名:ビンカ
科名:キョウチクトウ科
分類:春まき一年草扱い
原産地:熱帯アジア原産
大きさ:背丈20~40cm 横幅20~50cm
主な見所:花(5~10月)