シマガヤ

シマガヤの特徴

クサヨシの斑入り品種で、シマガヤ、あるいは別名の十和田アシの名で店頭に出回ります。元のクサヨシが湿地や川の岸辺に自生していることから、抽水植物としてミニビオトープ用に使われることが多いです。ただ水に浸さなくても育てるのは可能なので地植えや鉢植えにも使えます。葉には涼しげな斑が入り、新芽はピンク色になります。株は地下茎で横に増えます。花は初夏から夏にかけて花穂を出します。この仲間の中ではやや小型で涼しげな姿のため、切花や盆栽にも使われています

育てやすさ:★初心者向き 丈夫な植物
日光:日向を好む
水やり:やや多め
育成環境:乾燥に弱い
寒さ:強い
季節・開花時期:春~秋

 

シマガヤの育て方

半日陰でも育ちますが徒長するので、基本的に日当たりのよい場所に植栽します。湿潤な環境を好み、抽水栽培のほか、乾燥しない畑地でも育ちます。鉢植えの場合は腰水栽培を推奨します。丈夫な植物で普通に育てていれば枯れるようなことは少ないでしょう

管理:広がりすぎたら早春に株分けを行います
肥料:春と秋に緩効性肥料を与えます。生育が悪くないなら無理に与える必要はありません
病害虫:ほとんど発生しません

 

シマガヤのデータ

別名:シマヨシ、十和田アシ
科名:イネ科
分類:夏緑性多年草
原産地:日本、東アジア(園芸品種)
大きさ:背丈30~100cm 横幅30~100cm以上(ほふく性)
主な見所:葉(春~秋)