サルスベリ
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サルスベリの特徴
強い日差しや乾燥に強く、花も暑い季節に長期間咲き続けるので、ムクゲなどとともに夏を代表する花木になっています。花色は赤紫~薄ピンク、白色で、新芽の枝先に円錐形の花序をつくります。葉は丸みが強い楕円形で全縁。葉のつき方が変わっており枝の左右に2枚ずつつき、ときに対生になることもあります。猿滑りの名のとおり、幹の皮がはげてツルツルになるのが大きな特徴です。丈夫な木ではあるものの、うどんこ病に弱いという難点がありましたが、品種改良により病気に耐性のある品種がうまれています
育てやすさ:★★簡単 比較的丈夫な植物ですが病害虫には注意
日光:日向を好む
水やり:やや少なめ
育成環境:少し乾燥した場所を好む
寒さ:強い
季節・開花時期:7~9月
成長速度:やや早い 成長はやや早いです
移植:落葉期 厳冬期は避けたほうが無難です
サルスベリの育て方
日当たりの良い、やや乾燥した環境を好みます。半日陰では魅力を発揮しづらいです。好みの環境に植栽できれば、特に困ることも無く育成できると思いますが、病害虫には注意が必要です
管理:剪定は落葉期間に行います。花後は鉢植えなら花がらを切ります
剪定:2~3月 新芽の枝先に花をつけるので、落葉期に剪定を行います。広い庭なら広がる樹形を生かしたいです。狭い庭なら刈り込んでコンパクトにまとめます
肥料:寒肥を落葉期に控えめに与える程度で十分です。よく花が咲くようなら無理に与えなくても構いません
病害虫:うどんこ病が発生しやすいです。カイガラムシやアブラムシと、その被害により誘発するすす病にも注意します。その他の病害虫にはそれほど悩まされません
サルスベリのデータ
科名:ミソハギ科
分類:落葉低木~高木
原産地:東アジア
大きさ:背丈1.0~5.0m(5~10m) 横幅1.0~5.0m(4~8m) 葉3~6cm前後(互生・対生)
主な見所:花(7~9月)