ガーデン用品屋さんの花図鑑 テイカカズラ

テイカカズラ

テイカカズラの特徴

日本に自生のある丈夫なつる性植物。花はプロペラ状の特徴的な形。花色は乳白色です。葉は楕円形ですが、大きさや形などに変化が多いです。斑入りなど様々な葉色の改良品種が出回ります。株は幼苗の時は地面を這うように育ちますが、大きくなると徐々にツルを伸ばすようになり大きくなります。寄せ植えやグランドカバーに使いやすいハツユキカズラなどの園芸品種とは植栽用途が異なり、テイカカズラは広い面積の植栽に向きます

育てやすさ:★初心者向き 丈夫な植物
日光:日向~半日陰を好む 花つきは悪くなるが、半日陰でも育てることは可能
水やり:適量
育成環境:適湿を好む
寒さ:強い
季節・開花時期:5~6月

テイカカズラの育て方

日当たりのよい場所を好みます。暗い場所だと花つきに影響が出ますが、半日影でも育てられます。また、小さな苗のころは明るい日陰でも育ちます。肥沃なやや水もちのよい土が好みですが、広い幅で耐えます。暑さ寒さに強く丈夫で育てやすいため、普通に栽培する分にはまず問題ないでしょう

管理:放任すると伸び放題になるので、誘引や剪定をして整えます
剪定:花後 花後に花がら摘みを兼ねて切り戻します。誘引や徒長枝の剪定は随時気になったときに行えばよいです
肥料:春と秋に緩効性肥料を与えますが、花がよく咲くようなら無理に与えなくて構いません
病害虫:ほとんど発生しません

テイカカズラのデータ

科名:キョウチクトウ科
分類:常緑つる性木本
原産地:日本、東アジア
大きさ:背丈1.5~3m(10m)つる性  葉3~5cm(対生)
主な見所:花(5~6月)