ギボウシ(ホスタ)
ギボウシ(ホスタ)の特徴
シェードガーデンでおなじみの植物で斑入り葉はもちろん、葉の形や株の大きさ、花など、改良品種によってたくさんの変化があります。主に店頭で出回る斑入り葉は欧米から逆輸入されたもので、美しさと丈夫さを兼ね備えた植物として海の向こうでも人気があります。その一方で、日本独自で改良された古典的な小型品種も鉢植えで楽しまれています。また、斑のない緑葉の品種も花が咲きやすい良さがあります。株立ち状に育ち、花は初夏~夏に花茎を立ち上げて咲きます。株の大きさは矮性種から大型種までそろいます。特に芽だしの頃は瑞々しくて美しいです。とても丈夫な性質で、半日陰から日陰の湿潤地でも育つため重宝されています
育てやすさ:★初心者向き 丈夫な植物
日光:半日陰を好む
水やり:適量
育成環境:乾燥は苦手
寒さ:強い
季節・開花時期:6~9月
ギボウシ(ホスタ)の育て方
半日陰の肥沃なやや湿った場所を好みますが、日陰でもやや徒長しますが育ちます。品種を選んで乾燥に気をつければ日当たりのよい場所でも育てられます。乾燥させると葉先が枯れこんで見苦しくなりますから、やせ地や乾燥地ではあらかじめ腐葉土等を十分すきこんで土質を改善しておきます
管理:ほふく性はなく横に広がりすぎないので、あまりすることはありません。晩秋に葉が枯れたら株元から切り取って綺麗にします。用土が肥沃なら肥料は特に必要としませんが、与える場合は春に緩効性肥料を少なめに与えます
病害虫:たまにナメクジやハキリバチの被害にあう他は、ほとんど発生しません
ギボウシ(ホスタ)のデータ
科名:キジカクシ科
分類:夏緑性多年草
原産地:日本、東アジア原産
大きさ:背丈15~60cm(花茎30~120cm) 横幅30~90cm
主な見所:葉(春~晩秋)、花(6~9月)