ガーデン用品屋さんの花図鑑 カラー

カラー

カラーの特徴

湿地性で大型になり白花を咲かせるオランダカイウと、畑地性で小~中型のその他の品種に分かれ、通常ガーデン用に販売されているものは畑地性のものです。伸びた花茎の先に白やピンク、黄色などに色づく仏炎苞をつけます。本当の花は棒状の部分です。すっきりした花は切花やブーケにもよく使われています。葉は品種によって幅広のものと細めのものがあり、表面は水をはじきます。葉に斑点のような白斑が入るものがあります

育てやすさ:★★簡単 比較的丈夫な植物
日光:日向~半日陰を好む
水やり:適量(畑地性) 多め(湿地性)
育成環境:畑地性は適湿を好み、湿地性は水もちのよい土に植えて乾燥に気を付ける
寒さ:弱い(畑地性) 強い(湿地性)
季節・開花時期:5~7月

 

カラーの育て方

植えつけ時期は3~4月ごろ、植えつけ深さは茎の部分からも根が出るので5~10cmくらいは覆土します。畑地性のものは日当たりと水はけのよい場所に植えます。あまり大きくはならないので5号鉢程度でも十分育てられます。湿地性のものは日当たりと水もちのよい土に植えます。大型になるので鉢植えの場合は大きめのものを用意しますが、できれば地植えをお勧めします

管理:終わった花は花茎ごと切り取ります
肥料:植えつけ時に緩効性肥料を与え、花後はカリ分の多い肥料を与えます
病害虫:ほとんど発生しません 。畑地性種はジメジメによる球根の腐敗に注意

 

 

カラーのデータ

別名:オランダカイウ
科名:サトイモ科
分類:春植え球根
原産地:南アフリカ他
大きさ:背丈25~100cm 横幅30~70cm
主な見所:花(5~7月)