ガーデン用品屋さんの花図鑑 デュランタ

デュランタ

デュランタの特徴

主に花を楽しむものと、葉を楽しむものの2種類が出回っています。花は1cm程度の小さな紫花で、改良品種の「タカラヅカ」が有名です。紫のほかに白花種もあります。花には芳香がありますが強くは香りません。葉を楽しむものはライムグリーンの葉色が美しい「ライム」が代表品種です。葉縁にはギザギザの鋸歯が入ります。自然状態や植物園では2~4m程度とかなり大きい姿なりますが、家庭園芸ではこじんまりと仕立てる場合がほとんどです

育てやすさ:★★簡単 比較的丈夫な植物 寒さにやや弱い
日光:日向~半日陰を好む
水やり:適量
育成環境:適湿を好む。乾燥にも比較的強い。
寒さ:やや弱い 霜の降りにくい暖地では屋外でも冬越しするが、強い霜が降りる地方では室内に取り込む
季節・開花時期:6~10月

デュランタの育て方

日当たりと水はけのよい場所で育てます。斑入り種は葉焼けを防ぐため真夏は半日陰に移動した方がよいでしょう。冬の間、窓辺で育てていたものを外に出す際には、急に日に当てると葉焼けするので徐々に日光に慣らします。水切れには弱いので強く乾燥させないようにします

管理:花が終わったら花穂ごと切り取ります。成長が早いので大きくなりすぎたら仕立て直します。適期は春~初夏。刈り込みに強いので剪定はそれほど気を使わなくても大丈夫
肥料:肥料は緩効性肥料を初夏以降適切に与え、開花期は液肥も併用します
病害虫:ほとんど発生しません

デュランタのデータ

科名:クマツヅラ科
分類:常緑低木
原産地:熱帯アメリカ
大きさ:背丈20~200cm 横幅15~150cm
主な見所:花(6~10月)、葉(周年)