オキザリス・レグネリー
オキザリス・レグネリーの特徴
オキザリスの中でもレグネリーは四季咲き性が強く、条件さえ整えればいつでも花が見られます。紫の葉とピンクの花の品種が多く見られますが、緑葉や白花もあります。カタバミ科特有の形の葉の間から花茎を立ち上げ5輪程度の花を咲かせます。いっせいに開花しないので花で覆われることは少ないですが、次々咲きます。生育のサイクルがあるようで、一時的に多くの葉が枯れて花つきも悪化しますが、丈夫なのですぐ復活します。細長い球根は環境を選ばずよく増えます
育てやすさ:★初心者向き 丈夫な植物
日光:日向~半日陰を好む
水やり:適量
育成環境:水はけと水もちのよい環境を好む
寒さ:やや強い ただし強い霜には注意
季節・開花時期:
主な品種:四季咲き ※真夏や冬は少なめ
オキザリス・レグネリーの育て方
とても丈夫な花です。球根は真冬と夏以外だったらいつでも植えられます。水はけと水もちのよい土に浅植えします。夏以外は日当たりで育て、夏は遮光して育てると花つきと葉の美しさを維持できます。葉のみを楽しみたいときは半日陰でも十分で、花もそれなりに咲いてくれます。半日陰だとやや花茎が徒長し葉も大きくなります。水はけのよい土を好みますが、根が浅いせいかやや乾燥に弱く、すぐしおれてしまいます。ただし、カラカラにしても球根が無事ならそのうち復活します。長雨に当たると葉が溶けるように枯れることがあるので、夏の間は雨を避けてやると美しく育ちます
管理:枯れた葉や終わった花はねじるようにして元から抜きます。引っ張るようにすると球根ごと抜けてしまうので注意します。ねじるのが難しいなら球根近くでハサミで切り取りましょう。夏は北側の軒下などに置くと美しい葉のまま長持ちしますが、葉を抜き取って休眠期間にしてしまうのもOKです。冬も葉を取ってしまったほうが良いと思います
肥料:リン酸とカリ分が多めに入った緩効性肥料を与えます
多雨期:写真のように姿が乱れたり葉に病斑ができたりしたら一旦、全ての花や葉を切り取り仕立て直します。時間が経てば新しい葉と花が出てきます
病害虫:時々、葉裏に黄色いカビ(?)が出て葉が枯れることがありますが、葉を抜き取ってしまえば新しいきれいな葉が生えてきます。長雨にさらされると発生しやすいようです。ナメクジに食われることもありますが、軽い被害です
オキザリス・レグネリーのデータ
科名:カタバミ科
分類:春・秋植え球根
原産地:南アメリカ原産
大きさ:背丈20~25cm 横幅25~30cm
主な見所:花(四季咲き)※真夏や冬は開花が少なくなります