エアープランツ
エアープランツの特徴
チランジアの仲間の中で、エアープランツと呼ばれて販売されているものです。着生種で、自生地では電線や高木などにくっついています。土に植える必要はなく、吊るしたり籠に入れておくだけでも育ちます。葉の表面から水分や養分を取り入れるので、根は着生する程度の役割しかありません。銀葉と緑葉のものが出回ります。小型~中型種がよく出回りますが、変種も含め様々な種が存在し大型になるものもあります。産地も多岐にわたるため、性質も高温多湿に強いものから低温低湿を好むものまで様々です
育てやすさ:★~★★★ ポイントを抑えれば丈夫ですが、中には難しいものもあります
日光:半日陰を好む 基本的に半日陰を好むが、種類によって多少異なる
水やり:少量~多め
育成環境:種類によって差がある
寒さ:弱い
季節・開花時期:不定期
エアープランツの育て方
種類によって多少異なりますが、日が当たる窓際程度の日照で十分育ちます。急に日当たりがよい場所に出すと葉焼けが心配です。自生するところでは何かにくっついて育っていることから、通風を確保してあげると元気に育ちます。水やりは特殊で、夕方から夜の間に葉に霧吹きで水を与えます。水やりの回数は種類による水の要求度や空中湿度によって変えます。蒸れに弱いので、葉の間に水がたまらないようにしましょう。水に沈めて給水させる方法も紹介されていますが、慣れないと枯らしてしまいやすくお勧めできません
管理:特にありません。かまいすぎ(過湿や多肥)に注意
肥料:思い出したときに葉面散布肥料を与える程度でかまいません
冬越し:種類にもよりますが、室内で5~10℃以上を維持します。気温が低い場所に置く場合は乾かしぎみにしますが、暖房で高い温度が保てる場合は生育期同様に水を与えます。エアコンなどの風が当たる場所に置くのは避けます
病害虫:目立った被害はありません。葉が枯れるのは、日照不足や水の与えすぎによることが多いです
エアープランツのデータ
別名:チランジア
科名:パイナップル科
分類:常緑多年草
原産地:北アメリカ~南アメリカ
大きさ:背丈15~60cm以上 横幅15~50cm以上
主な見所:葉(周年)、花(不定期)