アザレア
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アザレアの特徴
日本や東アジアのツツジを元に、欧米で様々なツツジを交配した園芸品種。性質や姿はツツジによく似ていますが、花が豪華でやや耐寒性に劣るといった特徴があります。一般的には半耐寒性で常緑低木のものをアザレアと呼び、耐寒性のあるエクスバリーツツジなどの西洋原産の落葉性ツツジはエクスバリーアザレアなどと呼ばれ区別されます。花は一重から八重咲きまであり、花色は赤~ピンク、白があります。葉は長卵~楕円形でツツジによく似ています。株は低木状になり、しっかり剪定すれば形よくまとまります。冬季~早春に出回る開花株は促成栽培されたもので、本来の花期は春から初夏です
育てやすさ:★★簡単 比較的丈夫な植物
日光:日当たりの良い場所が適地ですが、夏の間は遮光します
水やり:適量
育成環境:過乾燥には弱い
寒さ:やや強い
季節・開花時期:4~5月
アザレアの育て方
秋から春は日当たりのよい場所が適地ですが、あまり強すぎると葉焼けしやすいので初夏以降は様子を見つつ半日陰に移動します。水はけのよい土に植えますが、やや乾燥に弱いので水切れには注意が必要です。ツツジ同様、酸性土壌を好むのでピートモスや鹿沼土などを多めに使って調整します。基本用土をこの2種類のいずれかにしてしまうのが簡単です
管理:終わった花は、その都度花がらを摘み取ります。初夏以降にグンバイムシなどの害虫が発生するので適切消毒を行います
剪定:花後すぐ 花後の初夏に全体を刈り込みます。7月以降に刈り込むと花芽を落としてしまいます
肥料:初夏と秋に緩効性肥料を与えます。地植えの場合は油粕や骨粉などの長期肥料を冬に与えてもよいです
病害虫:常緑のツツジと同じような病気や害虫が発生します。特にツツジグンバイ、ハダニ、ハバチの幼虫が厄介です。病気はもち病や斑点病が出ます
アザレアのデータ
別名:セイヨウツツジ
科名:ツツジ科
分類:常緑低木
原産地:園芸品種
大きさ:背丈20~100cm 横幅15~80cm
主な見所:花(4~5月)