スコパリア

スコパリアの特徴

あまりポピュラーな花ではなく、スコパリアの名も広まってません。一方で、暑さや雨に強い性質からいくつかの改良品種が出回るようになりました。そのため店頭では改良品種名で出回ることが多いです。繊細な姿で、花もかなり小さいので派手な印象はありません。薄青紫や黄色の小花をたくさん咲かせます。花は枝先よりも内側で咲くことが多いです。葉は線状で細く、触れるとフルーツ香がします。株は自然とブッシュ状になり、よくまとまります。真夏以降は花が少なくなり、秋の開花は期待しないほうがよいかもしれません

育てやすさ:★★簡単 比較的丈夫な植物
日光:日向を好む
水やり:適量
育成環境:適湿を好む
寒さ:普通 やや寒さに弱い。南関東以西の暖地では霜よけ下で越冬する
季節・開花時期:5~8月
主な品種:リトルチュチュ、ブルーメロン

スコパリアの育て方

日当たりと水はけのよい、肥沃な土の場所を好みます。適地に植えられれば丈夫で放任で育ち、株の形も自然と整います。暑さや雨、病気にも強いのは嬉しいところです

管理:花がらは小さいのでつむ必要はありません。伸びすぎたら適宜切り戻します。夏は花が少なくなるので、切り戻して休ませるのもよいでしょう
肥料:元肥に長期間効く緩効性肥料を与え、開花期は液肥を併用します
病害虫:ほとんど発生しません

スコパリアのデータ

別名:リトルチュチュ、ブルーメロン
科名:オオバコ科
分類:常緑多年草(一年草扱い)
原産地:南アメリカ
大きさ:背丈25~60cm 横幅20~80cm
主な見所:花(5~8月)※真夏以降は花が少なくなります