ジニア
ジニアの特徴
種類がいくつかありますが、交雑品種で矮性の「プロフュージョン」がよく出回っています。一方で、以前からある切花向きで高性種のエレガンスはあまり出回らなくなりました。リネアリス系の品種は花つきや分枝性に優れ、葉は細めです。主にタネから育てるメキシコヒャクニチソウは蛇の目模様の花を咲かせます。開花は遅めですが降霜あたりまで咲き続けます。花は小~大輪まであり一重や八重の花を咲かせ、花色は白を除けばビビットな色合いをしています。いずれの種類も暑さに強く、他の花が元気のない高温乾燥期でも花をよく咲かせてくれます
育てやすさ:★★簡単 比較的丈夫な植物
日光:日向を好む
水やり:やや少なめ
育成環境:少し乾いた水はけのよい土を好む
寒さ:弱い
季節・開花時期:5~10月
ジニアの育て方
日当たりがよく、水はけのよい肥沃な土の場所を好みます。高温には強いのですがジメジメした場所は苦手です。過湿や蒸れに注意し風通しよく育てます。様々な原因で葉が汚くなりやすいですが、株自体は丈夫で花もよく咲いてくれます。連作は嫌うので注意します
管理:花がらは摘み取ります。高温多湿期は蒸れないように枝を一部切り戻します
肥料食いがよいので液肥や緩効性肥料を随時与えます
病害虫:エレガンスはうどんこ病が大敵。ハモグリバエや蒸れによる立ち枯れにも注意
タネから:ジニアの苗
メキシコヒャクニチソウの苗
タネはやや大きめでタネが隠れる程度に覆土すれば発芽は良好。育苗も比較的容易ですが病害虫には注意します。初夏まきして秋開花させることも可能です
ジニアのデータ
別名:ヒャクニチソウ
科名:キク科
分類:春まき一年草
原産地:中央アメリカ原産
大きさ:背丈25~100cm 横幅20~40cm
主な見所:花(5~10月)