ビスカリア

ビスカリアの特徴

初夏に小さめのかわいらしい花を咲かせます。ビスカリア(Viscaria)の名は以前の学名からきています。花はサクラやウメのような整った形をしています。花色はいくつかありますがピンクや青紫花を見る機会が多いです。葉や茎が鮮緑色で綺麗です。自然と分枝してやわらかい雰囲気になります。苗ではほとんど出回らずタネから育てることが多いです

育てやすさ:★★簡単 比較的丈夫な植物
日光:日向を好む
水やり:やや少なめ
育成環境:多湿環境は苦手
寒さ:強い 関東地方では問題なし
季節・開花時期:5~6月 ※タネまき時期によって変化します

ビスカリアの育て方

苗で出回ることはほとんどないのでタネから育てます。日当たりと水はけのよい場所が適地です。これ以外の環境では上手く育ちませんが、条件が合えばあとは放任で育ちます。ジメジメした環境を嫌うので、風通しのよい開けた場所を選んで、用土には砂などを混ぜて水はけをよくしておきます

管理:花がらを切り取る程度です。自然と分枝します
肥料:定植時に緩効性肥料を与えます。多肥はよくありません
病害虫:ほとんど発生しません
タネまき:

箱まきして、上写真程度の大きさで定植するのが普通ですが、直まきもできます。発芽は比較的良好で育苗も楽ですが、ジメジメした環境だと立ち枯れしやすいです

ビスカリアのデータ

別名:コムギセンノウ
科名:ナデシコ科
分類:秋まき一年草
原産地:地中海沿岸
大きさ:背丈40~60cm 横幅30~50cm
主な見所:花(5~6月)※タネまき時期によって変化します