ドラセナ
Contents
ドラセナの特徴
種類によって姿や栽培難度が異なりますが、端正な姿で観葉植物として高い人気をほこります。ほどんどの種類に斑が入り、葉色も黄緑から赤紫まで様々です。大きくは葉が線状で葉幅が広いものと狭いもの、広葉のものに分けられます。葉幅の広い品種の代表はフレグランス、サンデリアーナ、レフレクサ、デレメンシスなど。サンデリアーナ以外は大きくなります。細葉の代表品種はマルギナータ(コンシンネ)など。広葉の代表品種はブッシュ状になるスルクロサなど。コルディリネと姿かたちがよく似ているため店頭では混同して売られることもあります
育てやすさ:★~★★ 丈夫だが、環境によっては弱ることもある
日光:日向~半日陰を好む
水やり:やや多め
育成環境:乾燥に少し弱い
寒さ:弱い 室内で冬越しする サンデリアーナとデレメンシス、コンシンナはやや寒さに強い方で5℃以上
フレグランスやレフレクサ、スルクロサはやや寒さに弱く10℃以上
季節・開花時期:周年
ドラセナの育て方
日当たりのよい場所から半日陰で育てます。日差しに強く屋外でも葉焼けせず育ちます。肥沃でやや湿り気味の土を好み、強い乾燥は苦手です。半日陰~日陰で育てていたものを急に強い日差しの当たる場所に出すと葉焼けします。屋外に出すときは注意しましょう
管理:成長が早いので、伸びすぎたら挿し木や取り木、切り戻しで仕立て直します。株立ち状の株の切り戻しは長短バランスよく枝を切りましょう
肥料:春から秋に緩効性肥料を与えます
冬越し:鉢は少し乾かしぎみにします。種類によって耐寒性に幅があるので確認します
病害虫:カイガラムシやハムシまれに出ますが、ほとんど発生しません。病害虫に強いこともドラセナが好まれる理由のひとつです
ドラセナのデータ
科名:リュウゼツラン科
分類:常緑多年草・低木
原産地:熱帯アジア、熱帯アフリカ
大きさ:背丈30~200cm(5m) 横幅20~80cm
主な見所:葉(周年)