セントポーリア
セントポーリアの特徴
直射日光の当たらない室内の窓辺程度の明るさでも育てられる貴重な鉢花。多くの種類がありますが、店頭では改良品種はもちろん、似た別種(プリムリナ(キリタ)など)もひとくくりにしてセントポーリアの名で販売されることがあるので注意。花色や形、株の大きさなど様々。一重咲きの他、八重咲きや覆輪(ピコティ)咲きもよく見かけます。葉は丸型~長卵型で厚ぼったく、表面には柔らかい毛が生えています。ロゼット状の株から花茎を伸ばして花を咲かせます。長日植物なので室内栽培であれば四季咲きに近い状態になります
育てやすさ:★★★やや難しい 繊細ですが室内で無理なく育てられるのが魅力です
日光:半日陰~日陰を好む
水やり:適量
育成環境:適湿を好む 底面給水がおすすめ
寒さ:とても弱い 15℃以上は確保してあげたいところ
季節・開花時期:四季咲き
セントポーリアの育て方
室内なら冬のレース越しの光程度で十分です。雨の当たらない屋外の日陰でも育ちますが、直射日光に当たると葉焼けしやすいので注意。用土はセントポーリア専用の土を使えば手間がかかりませんが、園芸用培養土にピートモスと砂を半々に合わせたものを3~5割程度混ぜて、水はけ水もちを改善して植えれば大丈夫です。さらに根腐れ防止のため、土にはミリオンなどの根ぐされ防止材を混ぜておくと育てやすくなります。水滴を放っておくと花や葉が汚くなるので、水は株元に与えるか底面給水にします。葉が傷みやすいので土の上に置く固形肥料は与えないほうが無難です
管理:適切な光条件に合うように季節に応じて置き場を調整します。土の通気性が悪くなったら植え替えます。葉が傷んで腐りかけたものがあったら他の葉に影響を与える前に切り取ります
肥料:月に一度程度液肥を与えます。肥料の与えすぎはよくありません
病害虫:ほとんど発生しません
セントポーリアのデータ
別名:アフリカスミレ
科名:イワタバコ科
分類:常緑多年草
原産地:熱帯アフリカ
大きさ:背丈7~20cm 横幅15~25cm
主な見所:花(四季咲き)※長日植物です