サザンカ
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サザンカの特徴
12月頃が開花の最盛期の冬の花です。ツバキによく似ていますが、花弁がバラバラに落ちる・冬咲きのものが多い・枝に毛が生える・葉がやや小さいといった違いがあります。花は一重のものが多くツバキに比べると控えめな感じですが、種類は負けず劣らず多く豪華な八重咲きもあります。葉はやや厚くて、葉縁にはギザギザがあります。照りの強い小さい葉が密につくので生垣にも多用されています。ツバキ同様、チャドクガに注意しなければなりません
育てやすさ:★初心者向き 丈夫な植物
日光:日向でも日陰でも育ちます
水やり:適量
育成環境:適湿を好む
寒さ:強い
季節・開花時期:10~1月
成長速度:やや遅い 成長はゆっくりです
移植:春・秋 移植はやや難しい。特に大株は個人では難しいです
サザンカの育て方
日当たりの良い場所から明るい日陰の場所まで植栽できます。ただ、日当たりのほうが花つきは良くなります。肥沃で適湿な土を好みますが、乾湿どちらの土壌にも広い適応幅を持っています。酸性土壌を好むので、中性~アルカリ性土壌の場合はピートモス等で調整しましょう。とても丈夫な花木ですが、チャドクガは常に気を使わなければなりません
管理:剪定は花後~初夏に行います。生垣の場合は適切刈り込みますが、あまり深く刈り込むと花つきが極端に悪くなります。5月以降は秋までチャドクガやイラガが発生してないかチェックして、小さいうちに駆除できるようにします
剪定:3月・6月・9月 花後から初夏の剪定が基本です。花芽ができている9月の剪定は整枝程度に留めます
肥料:お礼肥として寒肥を与えますが、花つきが良いようなら無理に与えなくて構いません
病害虫:チャドクガやイラガが発生します。他の病害虫に強いだけに残念です
サザンカのデータ
科名:ツバキ科
分類:常緑高木
原産地:日本、東アジア
大きさ:背丈0.8~3.0m(15m) 横幅0.5~2.5m(10m) 葉4~7cm前後(互生)
主な見所:花(10~1月)