トリテレイア(ブローディア)

トリテレイア(ブローディア)の特徴

現在はトリテレイア属ですが、言いづらいからか旧学名のブローディアの名前で店頭に並ぶことも少なくありません。いくつか種類があり、よく出回っているのは青紫の花色が美しいラクサ系やブリジェシー系の品種で、黄色花のイキシオイデスなどはあまり出回りません。秋植え球根としてはやや遅咲きで、花弁の中央に特徴的な線が入ります。春以降に花茎が直立して、頂部で花序を広げます。茎がやや長めに伸びるので切花にも適しています

育てやすさ:★初心者向き 丈夫な植物
日光:日向を好む 葉が枯れた後は日陰でも大丈夫
水やり:適量
育成環境:適湿を好む
寒さ:強い
季節・開花時期:5~6月

トリテレイア(ブローディア)の育て方

丈夫な球根植物。日当たりと水はけのよい場所に植えます。球根が充実していれば当年は放任でも花が咲き、適地なら3~4年程度は植えっぱなしでも花が咲き続けます。強酸性土壌は苦手なので、苦土石灰などで事前に中和しておきます。花後はカリ分の多い肥料を追肥して、葉が自然に枯れるまでよく日に当てると来年も豪華に咲きます

管理:花がらは花茎ごと切り取ります。それ以外は特別な管理はいりません
肥料:葉が出てきたら緩効性肥料を与え、花後はカリ分の多い肥料を追肥します
病害虫:ほとんど発生しません

トリテレイア(ブローディア)のデータ

別名:ブローディア、ヒメアガパンサス
科名:ユリ科
分類:常緑低木
原産地:北アメリカ
大きさ:背丈20~50cm 横幅20~30cm
主な見所:花(5~6月)