ガーデン用品屋さんの花図鑑 アイビー

アイビー

アイビーの特徴

お馴染みのつる性植物。ツルが伸びコンクリートや地面、トレリス、幹などに広がります。アイビーが活着する能力はとても強く、垂直な壁面でも多少の手掛かりさえあれば自然に活着します。普通種の緑葉の他にも、黄色や白の斑入り葉が数多く出回り、葉の形や大きさも様々です。最近では葉が小さく密につく矮性種もあります。小さめのポット苗が出回り寄せ植えによく用いられますが、成長が早く美しく植栽しても1年後ぐらいには姿を維持できなくなるので挿し木で更新します

育てやすさ:★初心者向き とても丈夫なので広がり過ぎに注意
日光:日向でも日陰でも育ちます
水やり:適量
育成環境:適湿を好みますが、乾湿両方に耐えます
寒さ:強いですが、寒風に当たると葉が減少します
季節・開花時期:周年
花の色:緑
主な品種:グレイシャー、白雪姫など

アイビーの育て方

とても丈夫な植物です。日向でも日陰でも育ちます。土壌は乾燥しすぎなければ特に選ばす、肥沃な土であれば肥料もほとんど必要としません。根付けば乾燥する土でも育ちます。日本の環境では適さない条件はほとんどないくらい育てることは容易。むしろ、広がりすぎないように管理するのが育て方のポイントといえます

管理:特にありません。邪魔な枝を切り取る程度でよいでしょう。活着性がとても強いので枝を伸ばしたい方向にもっていくのも、紐などでとめるだけで自然にくっつきます
肥料:緩効性肥料を控えめに与えます。普通に育っているなら無理に与えなくて構いません
病害虫:ほとんど発生しません

 

アイビーのデータ

別名:ヘデラ、セイヨウキヅタ
科名:ウコギ科
分類:常緑つる性木本
原産地:ヨーロッパ~西アジア
大きさ:背丈10~20cm 横幅5m以上(つる性)
主な見所:葉(周年)