コモンセージ
コモンセージの特徴
セージにはたくさんの種類がありますが、店頭で単に「セージ」の名で売られているものはコモンセージ(サルビア・オフィシナリス)の仲間であることが多いです。他の種類に比べ純粋にハーブとしての利用が多いことが影響していると思います。ハーブガーデン以外では緑葉のコモンセージはほとんど用いられず、様々な斑入り種や葉色の品種がよく使われています。夏に紫の花を穂状に咲かせます。斑入り種の花つきはあまりよいほうではありません。葉には細かい毛が生え白っぽくみえます。触るとふさふさした感じです。株は枝分かれしつつ大きくなり、枝は木質化します。重要なハーブのひとつで肉料理やハーブティーに用いられます
育てやすさ:★★★★難しい 高温多湿に弱く、夏越しが難しい
日光:日向を好む
水やり:やや少なめ
育成環境:ジメジメした場所は苦手
寒さ:強いですが、強い霜は苦手
季節・開花時期:7~9月
コモンセージの育て方
日当たりと水はけよい場所を好みます。ジメジメした環境を嫌うので風通しを良くします。高温多湿にも弱く、鉢植えの場合は雨の当たらない半日陰で乗り切ります。地植えの場合も真夏の直射光は避けられると夏越ししやすくなります
管理:枯れた花は切り取ります、伸びすぎると下葉が枯れやすくなるので春や秋に切り戻しを行います。梅雨の前に混んでいる部分の枝を多少透かして風通しを良くします
肥料:控えめに緩効性肥料を与えます。チッ素肥料の与えすぎはよくありません
病害虫:たまにコナジラミが発生します
コモンセージのデータ
科名:シソ科
分類:常緑多年草(常緑亜低木)
原産地:地中海沿岸
大きさ:背丈30~70cm 横幅20~80cm
主な見所:花(7~9月)、葉(周年)