キンシバイ
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キンシバイの特徴
梅雨前後の初夏に咲く濁りのない黄色い花が見所。丈夫な性質と、半日陰でも育つことから庭の低木としてよく見かけるおなじみの花木です。花の形がウメに似ていることから金糸梅の名がつきました。葉は対生しやや小さめ、斑入り葉もよく出回っています。株立ち状に育ち背は高くなりません。枝も下垂します。寒地では落葉しますが、暖地では半落葉~常緑になることが多いです。花つきのよい交雑種のヒドコートもよく育てられています。姿が似ているビョウヤナギと混同されることがありますが、雄しべが長く伸びる独特の姿のため開花期は簡単に見分けられます
育てやすさ:★初心者向き 丈夫な植物
日光:日向を好む ※半日陰でも育ちますが花付きは悪くなります
水やり:適量
育成環境:強い乾燥は苦手
寒さ:強い
季節・開花時期:6~7月
成長速度:早い 成長は早いですが、斑入り葉はやや遅めです
移植:春・秋 移植は容易です
キンシバイの育て方
日当たりのよい場所から半日陰で育ち、半日陰でもそれなりに花は咲いてくれます。ただ、あまり暗いと徒長して花つきも悪化します。水はけと通気性のよい土を好みますが、それほど土質は選びません。強い乾燥は苦手で葉先が枯れこみやすいです
管理:それほど大きくならないですが横に広がるので必要なら剪定します。通常は放っておいて構いません
剪定:冬~早春 冬なら花芽はないので刈り込み可能。強剪定にも耐えます。込み合っていたら古枝を根元から透かすのもよいでしょう。周りに余裕があれば自然樹形のまま放任しても構いません
肥料:冬に遅行性肥料を控えめに与えます。花つきが良ければ無理に与える必要はありません
病害虫:特に気になるものはありません
キンシバイのデータ
科名:オトギリソウ科
分類:落葉~常緑低木(寒さによって変化)
原産地:東アジア
大きさ:背丈0.3~1.0m 横幅0.5~2.0m 葉2~5cm前後(対生)
主な見所:花(6~7月)※秋に返り咲きすることがあります