ガーデン用品屋さんの花図鑑 ギョリュウバイ

ギョリュウバイ

ギョリュウバイの特徴

春咲き種と晩秋~早春咲き種、矮性種と高性種があります。よく出回ってる鉢植えで販売されているものの多くは矮性種です。まだ寒い1月ごろから梅に似た白やピンク、赤紫の花を枝いっぱいに咲かせます。花は紙細工のような印象で、淡く香りがあります。葉が線状で小さく、やや赤みがかります。株はこんもりしたブッシュ状になります。半耐寒性とされることもありますが-5℃程度は耐えるので南関東以南では庭植えとしてもよく用いられています。ただし、鉢植えで販売されている矮性のものは寒さに弱い品種もあります

育てやすさ:★★簡単 夏越しに気を付ければ丈夫。寒さに弱い品種の育成はやや難しい
日光:日向を好む
水やり:適量
育成環境:適湿を好む
寒さ:強い ※品種によっては霜よけが必要
季節・開花時期:11~6月 ※他の季節にも咲くこともあります

 

ギョリュウバイの育て方

日当たりがよく、水はけ水もちのよい場所を好みます。やや暑さに弱いので、鉢植えの場合は夏に半日陰に移動したほうがよいです。やや乾燥した環境を好みますが過度な乾燥も苦手なので、鉢植えの場合は水切れに注意します。移植が苦手なのでなるべく根を傷めないように気をつけます。根を傷つけた場合は枝を切り戻して株の負担を少なくします

管理:伸びすぎた場合は花後に刈り込みます。初夏までは摘心して枝数を増やします。夏以降に強く刈り込むと花が少なくなるので注意
肥料:春と秋に控えめに緩効性肥料を与えます
病害虫:ほとんど発生しません

 

 

ギョリュウバイのデータ

別名:レプトスペルマム、ティーツリー
科名:フトモモ科
分類:常緑低木
原産地:オーストラリア、ニュージーランド
大きさ:背丈30~200cm(3m) 横幅25~150cm(2m)
主な見所:花(11~6月)※他の季節にも咲くことがあります