オダマキ
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オダマキの特徴
不思議な花の形をしています。花弁に見える部分は萼で、花弁は筒状の部分になります。特徴的なのは花弁の後ろに距(細長い部分)が伸びることで、独特な花の姿になります。ミヤマオダマキなど日本に自生もありますが、園芸では花色豊富なセイヨウオダマキが主流です。最近は豪華な印象の八重咲きも多く出回ります。葉は3枚の複葉。株はロゼット状になり、背丈は矮性のものから高くなるものまで様々です
育てやすさ:★★簡単 比較的丈夫な植物
日光:日向を好む 夏は半日陰が好ましい
水やり:適量
育成環境:過湿が苦手です
寒さ:強い
季節・開花時期:5~8月
オダマキの育て方
日当たりのよい場所を好みますが、風通しのよい半日陰なら間延びしますが花は咲きます。土壌は水はけのよい肥沃な土を好みます。多湿に弱いのでジメジメが続かないようにしましょう。地植えの方が丈夫に育ち、花つきもよくなるようです。こぼれダネで増えるように、タネから簡単に育てられます。変わった品種は輸入された苗を求めます。数年で株の勢いが弱くなるので実生や苗で更新します
管理:花後は花茎を切り取りますが、種をとる場合は熟したころ摘み取ります
肥料:春と秋に緩効性肥料をしっかり与えます。チッ素肥料のあげ過ぎはよくありません
病害虫:ナメクジやアオムシに葉を食べられることがあります
タネから:
春まきと秋まきができますが、早生種以外は春まきが基本です。発芽までやや時間がかかるので乾かさないように注意。育苗は楽ですが、ある程度育ったら過湿に気を付けます
オダマキのデータ
別名:アキレギア
科名:キンポウゲ科
分類:常緑多年草
原産地:北半球の温帯
大きさ:背丈15~60cm 横幅15~50cm
主な見所:花(5~8月)