ルブス(這い性種)

ルブス(這い性種)の特徴

ルブス(Rubus)はキイチゴの属名で、仲間には実を食べたり観賞用に用いられるラズベリーやブラックベリーなどもありますが、園芸では単に「ルブス」といえば這い性で葉の美しい種類を指すことが多いです。主にナワシロイチゴの改良品種がよく出回っています。葉が小さめで使いやすい緑葉のカリシノイデスもたまに見かけます
葉はしわが目立ち、葉の裏側にはふさふさした毛があります。カリシノイデスは寒さの厳しい地方では紅葉が美しいですが、暖地ではあまり綺麗に紅葉しません。株は這い性で横に広がります。生育旺盛で丈夫なのでグランドカバーとして人気が出てきました。花はイチゴのような小さな白いやピンクの花が咲きます。またキイチゴ類だけあってノイチゴのような実がつきます

育てやすさ:★初心者向き 丈夫な植物
日光:日向~半日陰を好む
水やり:適量
育成環境:適湿を好む
寒さ:強い
季節:周年

ルブス(這い性種)の育て方

とても丈夫で、日なたから半日陰の、水はけのよい場所に植えれば問題なく育ちます。むしろ、丈夫すぎるので他の植物の邪魔をしないように注意が必要です

管理:根がよく張るようになると生長が盛んになるので切り戻し剪定を行います。トゲが鋭いので剪定のときは注意します
肥料:肥料は無理に与えなくてもよいです。やせ地の場合は緩効性肥料を与えます
病害虫:ほとんど発生しません

ルブス(這い性種)のデータ

別名:ナワシロイチゴ(parviflorus)、トキワイチゴ他
科名:バラ科
分類:常緑低木
原産地:日本、北半球の温帯
大きさ:背丈15~30cm 横幅30~cm (はい性)
主な見所:葉(周年)