ヤブラン
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ヤブランの特徴
和風庭園などの下草によく用いられている丈夫な花。晩夏に穂状の花を咲かせます。紫花が普通ですが、桃色や白色もあります。固めの葉はすっと伸びこんもりまとまります。緑葉は落ちついた和の雰囲気を持っていますが斑入り葉種は明るい印象です。晩秋には黒い実をつけます。日陰・日向、湿潤・乾燥いずれにも強く使い勝手がよいです。ほふくして伸びないので、あちこちに広がって困るということがないのも大きな魅力です
育てやすさ:★初心者向き 丈夫な植物
日光:半日陰を好む
水やり:やや多め
育成環境:湿った環境がベストですが乾燥にも強い
寒さ:強い
季節・開花時期:8~9月
ヤブランの育て方
丈夫で、条件にあまりこだわりがないので手間がかかりません。やや湿った環境を好みますが、根が多肉質で乾燥にも比較的強いです。日当たりのよいほうが花の上がりが多いですが、半日陰のほうが葉が美しくなり雰囲気もでます。日陰でも枯れることなく育ちます
管理:放任でかまいませんが、春に古い葉を元から切り取るとスッキリします。株が込んできたら株分けをします
肥料:肥沃な土なら特に必要ありません
病害虫:ほとんど発生しませんが、ハモグリバエだけが厄介で葉を元から切り取ります。葉が黄色く錆びたようになったら病斑の出た葉を元から切り取ります
ヤブランのデータ
別名:リリオペ
科名:ユリ科
分類:常緑多年草
原産地:日本・東アジア原産
大きさ:背丈30~40cm 横幅30~50cm
主な見所:花(8~9月)、葉(周年)