ヒエラキウム
ヒエラキウムの特徴
ガーデンではヨーロッパ産の洋種を使いますが、有名な高山植物のミヤマコウゾリナと同じヒエラキウムの仲間です。雰囲気が似ていますね
種類はたくさんありますが、共通してロゼット状の株から長い茎を伸ばして鮮やかな黄色の花を咲かせます。花後には綿毛ができます。園芸書にも記載は少なく情報があまりありません
株はロゼットタイプで、葉や茎には細かい毛が密生して生えています
店頭では‘チョコレートディップ’(H.maculatum?)の名で出回る茶色の斑入り葉をよく見かけます
育てやすさ:★初心者向き 丈夫な植物
日光:日向を好む 日に半日程度当てれば充分育つ
水やり:やや少なめ
育成環境:適湿を好む。やや乾燥にも強い
寒さ:強い 関東以南では問題なし
季節・開花時期:5~10月
主な品種:チョコレートディップ
ヒエラキウムの育て方
野性味のある丈夫な花で、それほど手をかけなくても育ちます
半日程度の日差しと水はけのよい土に植えれば大丈夫ですが、ジメジメした環境は苦手です
葉を楽しむ種類は、花に期待しなければ明るい半日陰でも育てられます
一部、山野草として出回る種類の中には暑さに弱いものもありますが、ガーデン用として売られているポット苗のものは暑さに強いものが多いです
管理 終わった花は元から切り取ります
肥料は、春と秋に控えめに緩効性肥料を与えます
病害虫 これといった害はありません
ヒエラキウムのデータ
科名・分類 キク科 常緑多年草 ヨーロッパ原産
大きさ 背丈15~60cm 横幅15~25cm
主な見所 花(5~10月)