ガーデン用品屋さんの花図鑑 ケマンソウ

ケマンソウ

ケマンソウの特徴

長く伸びた花茎にかわいい花が連なって咲きます。花ははっきりしたハート型でイヤリングのようです。花茎に5~15個程度連なります。ピンクの花色が一般的ですが白花種も出回ります。葉は3枚の複葉で、株はやや横に広がります。夏以降は葉が枯れて休眠します。半日陰で育つのでシェードガーデンの宿根草としてよく用いられています。北アメリカ原産種などのその他の種類を見かけることは多くありません

育てやすさ:★★簡単 比較的丈夫な植物
日光:明るい半日陰を好む 春は日当たりのよい場所がベスト
水やり:やや多め
育成環境:乾燥にはやや弱い
寒さ:強い
季節・開花時期:4~6月

 

ケマンソウの育て方

半日陰の、肥沃で水はけ水もちのよい土を好みます。春から5月くらいまでは日の当たる場所なら花つきがよくなります。夏の西日に当たったり、乾燥しやすい場所だと弱るので避けます。移植時は根を傷めないように注意して植えます

管理:終わった花茎を切る程度で基本的には放任して育てます。大きくなりすぎたら春に株分けしますが、移植には弱いので慎重に行います
肥料:葉が出始めた春に緩効性肥料を与えます
病害虫:ほとんど発生しません

 

 

ケマンソウのデータ

別名:タイツリソウ
科名:ケシ科
分類:春~夏緑性多年草
原産地:東アジア、北アメリカ
大きさ:背丈25~80cm 横幅20~100cm
主な見所:花(4~6月)