チゴザサ

チゴザサの特徴

日本に自生するケネザサの斑入り園芸品種。小型の笹で、葉に白や黄色や緑の縦縞が入ってとても涼しげです。草丈もたいして大きくならないので扱いやすいですが、地植えにして放任するとそれなりに葉の長さや背丈が大きくなります。葉は細長くなり、ササ類特有の硬めな印象。ササ類は盛んに地下茎を出して増えるので管理が大変ですが、本種は成長が遅い方なので比較的容易です

育てやすさ:★★簡単 比較的丈夫な植物
日光:半日陰を好む 乾燥させなければ日向でもOK
水やり:やや多め
育成環境:強い乾燥に弱い
寒さ:強い
季節:周年

チゴザサの育て方

日向から半日陰のあまり乾燥しない場所が適地です。やせ地でも育ちますが、乾燥が激しい場合は腐葉土や黒土などをすきこんで土壌を改善します。根の伸張を抑える衝立を地中に埋めれば管理が楽になりますが、成長が遅めなので毎年刈り込めるなら、そこまでする必要はないかもしれません

管理:余計な所に伸びたものは地下茎を切断しますが、狭い面積なら根元から刈り取る程度で十分。春に刈り込むと新芽がバランスよく伸びて綺麗です。適期は3月上旬ごろ。初夏以降の刈込はなるべく控えます
肥料:土が肥沃なら特にいりませんが、与えるなら春と秋に与えます
病害虫:ほとんど発生しません

チゴザサのデータ

別名:シマダケ
科名:イネ科
分類:半常緑多年草
原産地:園芸品種
大きさ:背丈20~40cm  横幅100cm以上(ほふく性)
主な見所:葉(周年)※冬はあまり美しくありません