ユリオプスデージー
ユリオプスデージーの特徴
いくつか種類がありますが普通は冒頭写真のペクティナツスがユリオプスデージーと呼ばれています。薄い銀色がのる切れこみの入った葉をもち、黄色の花を長期間咲かせます。株は大きくなると茎が木質化してさらに大きくなります。とても丈夫で薄い銀葉と長期間咲く花も美しく一般の庭や公園など多くの場所で見られます。寒さに弱いといわれていますが南関東以西の暖地では楽に冬越しします。同じユリオプスの仲間でパージネウスの改良品種「ゴールデンクラッカー」も出回りますが、育て方や性質は異なるので注意が必要です
育てやすさ:★初心者向き 丈夫な植物
日光:日向を好む
水やり:適量
育成環境:適湿を好む
寒さ:普通
季節・開花時期:10~4月
ユリオプスデージーの育て方
日当たりと水はけのよい場所に植えれば、あとは手間がかかりません。ジメジメした環境は苦手で、乾かし気味に育てると株が締まって花つきもよくなります。庭植えなら水は自然に任せますが、生育が良いため鉢植えの場合は水切れさせると萎れやすいです。株が徒長しやすいので姿が悪くなったら切り戻したり挿し木をして更新します。適期は春と秋です。寒さの厳しい地方では霜よけ等の保護が必要です
管理:大きくなってきたら下葉が落ちる前に切り戻します。できれば夏は涼しい場所に移動したいですが無理にしなくても夏越しは可能です
肥料:生育期に緩効性肥料を与え、開花期に液肥を併用します
病害虫:病害虫には強い花ですが、たまにアブラムシが発生するので駆除します
ユリオプスデージーのデータ
科名:キク科
分類:常緑多年草(常緑低木とされることもある)
原産地:南アフリカ
大きさ:背丈50~150cm 横幅40~120cm
主な見所:花(10~4月)※条件がよければ真夏以外も開花します