フィゲリウス

フィゲリウスの特徴

初夏から秋にかけて断続的に紅色や黄色の筒状の花を穂状に咲かせます。花は細長く先っぽで控えめに花弁が開きます。花色は鮮やかですが、それほど強い印象はありません。葉は長卵形で対生し光沢はありません。株は根元から分枝して横にふんわり広がります。南アフリカ原産ですが意外と寒さに強いところがあり南関東以西の暖地では屋外でも冬を越します

育てやすさ:★★簡単 比較的丈夫な植物 やや寒さや高温多湿に弱い
日光:日向~半日陰を好む 真夏は遮光した方がよい
水やり:適量
育成環境:強い乾燥も過湿も苦手
寒さ:普通 南関東以西の暖地では防寒すれば屋外でも冬を越すことができる
季節・開花時期:5~10月

フィゲリウスの育て方

日当たりと水はけのよい、肥沃な土の場所が適地です。丈夫で育てやすいですが、高温多湿に弱いので鉢植えの場合は真夏に遮光した方がよいでしょう。強い霜のおりない地方なら株もとをマルチングすることで屋外でも越冬します。寒さが厳しい地方では鉢植えにして冬は屋内に取り込みます

管理:タネをつけやすいので花が咲き終わったら花茎ごと切り取ります
肥料:緩効性肥料を春と秋に与え、秋にカリ分の多い肥料を与えます
病害虫:ほとんど発生しません

フィゲリウスのデータ

別名:ケープフクシア
科名:ゴマノハグサ科
分類:常緑小低木
原産地:南アフリカ
大きさ:背丈30~60cm 横幅40~70cm
主な見所:花(5~10月)