ガーデン用品屋さんの花図鑑 ヒヤシンソイデス

ヒヤシンソイデス

ヒヤシンソイデスの特徴

ヒヤシンソイデスで流通するものはいくつかありますが、花色が豊富で花茎がやや太めでベル状の花を数十輪咲かせるヒスパニカ系の品種が一般的です。花の香りが良く、花茎がヒスパニカ系に比べ細いイングリッシュ系は交雑種以外はあまり出回りません。花色はヒスパニカ系は青紫~薄紫とピンク、白。イングリッシュ系は青紫と白があります。葉は細長く、初夏以降はややだらしなく伸びます、とても強健なので植え込みなどに何気なく咲いてることが多いです
今でも旧学名であるシラー・カンパニュラータの名前でよく出回っています

育てやすさ:★初心者向き 丈夫な植物
日光:日向~半日陰を好む 明るい半日陰でも花を咲かせる
水やり:適量
育成環境:適湿を好む
寒さ:強い
季節・開花時期:4~5月
主な品種:ヒスパニカ

ヒヤシンソイデスの育て方

球根は10~11月の間に植えつけます。植えつけ深さは地植えで球根2~3個分、鉢植えで1~2cm程度と比較的浅めに植えます。秋から春に日当たりがよく、水はけのよい土の場所を好みます。花つきはやや悪くなりますが明るい半日陰でも十分花を咲かせてくれます。自生地も木陰になっているところが多いそうです。丈夫な性質をもち、数年は植えたままで構いません

管理:枯れた花は摘み取ります。3~4年に一度は掘り上げて植え替えますが、混みあってなければ無理にする必要はありません
肥料:花後にカリ分の多い肥料を与えて肥培します
病害虫:ほとんど発生しません。まれにアブラムシがつく程度です

ヒヤシンソイデスのデータ

別名:シラー・カンパニュラータ
科名:ユリ科
分類:秋植え球根
原産地:ヨーロッパ、北アフリカ
大きさ:背丈20~40cm 横幅15~40cm
主な見所:花(4~5月)