ヒイラギナンテン
ヒイラギナンテンの特徴
葉がヒイラギに似ていることからその名がつきました。ナンテンとは同じメギ科で、羽状複葉の互生する葉のつき方が似ていますが雰囲気は少し異なりこんもり育ちます。春に黄色の花、秋に黒紫の実をつけますがあまり観賞価値はありません。とても丈夫で生育条件の幅も広いため庭木や公共施設の植栽などによく用いられています。近縁種で、葉が細くて秋に開花するホソバヒイラギナンテンも同じように育てられます
育てやすさ:★初心者向き 丈夫な植物
日光:半日陰~日陰を好む
水やり:やや多め
育成環境:乾燥には弱いところがある
寒さ:強い 関東地方では問題なし
季節・開花時期:3~4月 ※ホソバヒイラギナンテンは9~11月
ヒイラギナンテンの育て方
とても強健で極端な悪条件でない限りは育ちます。半日陰から日陰のやや湿めった肥沃な土の場所を好みますが、強い乾燥さえ避ければ日向でもやせ地でも育ちます。暑さにも強いです。ただ、日当たりがよすぎると葉色が薄くなりがちで観賞価値が落ちます
管理:枝を整理したいときは春に行います
剪定:春 自然風に仕立てるため刈り込みはしません。不要枝を切り取る程度です。成長は遅くよほど狭い場所に植えない限りは扱いに困るようなことはないでしょう
肥料:土が肥沃なら無理に与える必要はありません
病害虫:特に気になるものはありません
ヒイラギナンテンのデータ
科名:メギ科
分類:常緑低木
原産地:東アジア
大きさ:背丈0.5~1.5m(1.0~2.0m) 横幅0.5~1.5m(1.0~2.0m)
ヒイラギナンテン:小葉4~10cm前後(互生)
ホソバヒイラギナンテン:小葉8~15cm前後(互生)
主な見所:葉(周年)、花(3~4月)※ホソバヒイラギナンテンは花(9~11月)