アスチルベ

アスチルベの特徴

梅雨前後にかけて風情のある花を咲かせます。花期は短いですが、大型になったものは多くの花穂をつけ美しいです。葉は羽状複葉でさっぱりした姿です。株が横に広がりやすいので狭い場所には向いていません。欧米で作出された園芸品種で、日本を含む東アジア原産の種類（アワモリショウマ・キネンシスなど）が交配に使われているので、ジメジメした日本の気候に順応し丈夫で育てやすいです

育てやすさ：★初心者向き　丈夫な植物
日光：日向～半日陰を好みます
水やり：適量
育成環境：少し湿った場所を好みます
寒さ：強い
季節・開花時期：５～９月　※初夏咲きが多い

アスチルベの育て方

日向の方が花つきがよいですが、半日陰でも元気に育ちます。肥沃でやや湿った土を好み、強く乾燥するような場所には向きません。特に日当たりの良い場所では葉が痛みます。湿潤な日本の気候に合っている宿根草です

管理：放任でもかまいません。枯れた花穂は切り取ります。大きくなりすぎたら晩秋に株分けします。小さく分けすぎると開花に時間がかかります
肥料：春と花後に緩効性肥料を控えめに与えます
病害虫：ほとんど発生しません。ごくまれにイモムシが出ることがあります

アスチルベのデータ

科名：ユキノシタ科
分類：夏緑性多年草
原産地：園芸品種（交配親は東アジア他原産）
大きさ：背丈４０～１００cm以上　横幅５０～８０cm
主な見所：花（５～９月）※初夏咲きが多いです