ゼラニューム
ゼラニュームの特徴
枝先から花茎を伸ばし、手まり状の花序になるのでよく目立ちます。四季咲き性が強く花つきもよいので早春から初冬まで長期間楽しめるのも魅力です。葉は丸く個性的な姿なのですが花が目立つので気になりません。枝が木質化し株は直立して大きくなりますが、一般的にあまり大きくせずに楽しみます。特有の匂いをもっていますが不快というほどではありません
育てやすさ:★★簡単 乾燥した環境で育てれば丈夫に育ちます
日光:日向を好む
水やり:少量
育成環境:乾燥を好み、湿度の高い環境では極端に花付きが悪くなります
寒さ:普通
季節・開花時期:3~12月
主な品種:強い霜に注意
ゼラニュームの育て方
日当たりと水はけのよい場所に植えます。土には砂やパーライトなどを多めに混ぜておきます。乾燥にとても強く、乾き気味のほうが株がしまって花つきもよくなります。日照不足だったり常に湿っていたりすると徒長して軟弱に育ち、花つきが極端に悪化します。株自体はとても丈夫なので悪条件でもしばらくの間は育ってしまうところもありますが、環境が悪いと下葉がすぐ枯れてくるので目安になります
管理:終わりかけた花は早めに枝ごと摘み取ります。切り戻しは花つきのアップと徒長をおさえる効果があるので必ず行いましょう。夏の花色はあせて綺麗ではないので、盛夏になる前に思い切って1つの枝に元気な葉を1~2枚程度残して切り戻すと、秋には再び元気に花を咲かせてくれます
肥料:やや多肥を好みます。肥料切れしないように元肥と液肥を併用します
病害虫:アオムシなどに葉を食われることがありますが被害は少なめです
ゼラニュームのデータ
別名:ゼラニウム、テンジクアオイ
科名:フウロソウ科
分類:常緑多年草
原産地:南アフリカ(園芸品種)
大きさ:背丈20~100cm 横幅20~60cm
主な見所:花(3~12月)※日だまりなら冬も開花します、※真夏の開花は鈍ります