ガーデン用品屋さんの花図鑑 クロコスミア

クロコスミア

クロコスミアの特徴

庭先や空き地などに半野生化して育っていることもある、とても丈夫な花。球根植物ですが、球根ではあまり出まわらず、ポット苗で宿根草のように販売されることが多いです。夏の暑い時期に元気よく赤やオレンジの花を咲かせます。黄花種もありますがポピュラーではありません。葉は剣状で、アヤメ科らしい細長く筋が入っています。高性の品種と、やや背丈が低い品種があります。成長が早いので楽に増やす事が出来ます

育てやすさ:★初心者向き 丈夫な植物
日光:日向を好む 明るい半日陰でも花は咲きます
水やり:やや少なめ
育成環境:適湿を好みますが乾燥にも耐える
寒さ:強い
季節・開花時期:7~8月
主な品種:ルシファー

 

クロコスミアの育て方

とても丈夫な花です。日当たりのよい場所が適地ですが、半日陰でもそれなりに育ちます。土質は選びませんが、ジメジメした環境は好まないので水はけは確保します。葉が枯れた後は休眠するので鉢植えの場合は水を切りますが、地植えの場合はそのまま多年草のように扱って構いません。暖地でも冬越しが心配なら、盛り土などでマルチングすれば安心です

管理:花がらを切り取る程度です。株が込み合いすぎたり、増やしたい場合は葉が枯れた後、球根を分けて春に植えなおします。寒冷地では毎年掘り上げます
肥料:春と、花後に緩効性肥料を少なめに与えます。多肥の必要はありません
病害虫:特に気になるものはありません

 

 

クロコスミアのデータ

別名:モントブレチア、ヒメヒオウギズイセン
科名:アヤメ科
分類:春植え球根(宿根草扱い)
原産地:中央アフリカ~南アフリカ原産
大きさ:背丈70~120cm  横幅70~150cm
主な見所:花(7~8月)