クリサンセマム・ムルチコーレ
クリサンセマム・ムルチコーレの特徴
少し光沢感のあるお椀型の黄色い花を咲かせ、花茎が長く伸びて風にゆらぎます。乾燥した地域が原産なので少し肉厚の葉になります。株はロゼット状です。これらの特徴だけでもパルドーサムとはかなり印象が違うことがわかります。株は小さく少し横に伸びる程度ですが花つきがよく目立ちます。移植に弱く、苗があまり出回りません
育てやすさ:★★簡単 比較的丈夫な植物
日光:日向を好む
水やり:適量
育成環境:水はけの良い土を好む
寒さ:やや強い 強い霜を避ければ、南関東以南の暖地では屋外で冬越しする
季節・開花時期:3~6月
主な品種:ムーンライト
クリサンセマム・ムルチコーレの育て方
日当たりと水はけのよい場所に植えることが必要です。比較的乾燥に強くジメジメは苦手です。条件が合えばパルドーサム同様に丈夫に育ってくれますが、合わないと弱々しく育ってしまいます
管理:特にありませんが、花がらは摘み取ったほうがよいでしょう
肥料:長期間効果のある元肥を効かせて、開花期に液肥を控えめに与えます
病害虫:オルトラン粒剤をまいてあらかじめ予防します。どちらかといえばパルドーサムより病害虫には強いようです
タネから:ポットまきか箱まきしますが、条件がよければ直まきでも育てられます。移植の必要がないので場合によっては直まきのほうがよい結果になることも。育苗は難しくありません。本葉5枚程度で定植します
クリサンセマム・ムルチコーレのデータ
科名:キク科
分類:秋まき一年草
原産地:北アフリカ
大きさ:背丈20~30cm 横幅20~30cm
主な見所:花(3~6月)